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□        ネット無しオヤジの収入サイト Vol.0032
      
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■【内容】


 ネットなしオヤジの五島です。今日も読んでくれてありがとうございます。

 ホームページが、もうすぐリニューアルです。7月中・・・と言いたかった
のですが、まだかかります。


 お盆あたりをめがけて、アップしたいと思っています。
 お暇があれば、見てみてくださいね。



 ここで、お詫びです。



 皆さんが見ている私のサイトには、未完成部分がいっぱいありますね。

 全てをモウラできないまま、未完成のまま、新サイトに移行することを
お許しください。

 もっと、書きたいこともあるのですが、それは、新サイトに委ねます。
 数ある、中途半端な中で、私が気にしているのが、コレでした。


「 自分を穿つ 」


 穿つとは、小さな穴を開ける事。穿孔の「 穿 」です。

 サイトのコンテンツにするつもりだったのですが、どう書いていいものやら
分からないうちに、新サイトのアップが迫ってきてしまいました。

 私のサイトに、少しでも期待をしていらっしゃる方には、ご迷惑をおかけし
ています。

 代わりといっては何ですが、メルマガの方に「穿つ」の内容を書かせていた
だきますね。


「 ノウハウを伝える 」趣旨からは、少し脱線するかもしれません。



 おフザケなしで、お話します。



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■  「 自分を穿つ 」

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 私は、いっとき、川柳にはまったことがあります。
 川柳用語で、「 穿つ 」とは、風穴を通すこと。

 5・7・5 の限られた長さにあって、1句の世界観をたくみに表すこと。
 それが「穿つ」です。

 ほとんどの場合、穿つ言葉は、1語に集約されます。

 下は、ビックコミックオリジナルに投稿された、誰かの一句です。
 このときのテーマは 色 でした。


「 色鉛筆 白は静かに 箱の中 」


 この句での穿つ語は、「静かに」です。

 色鉛筆の白い色は、使われることがありません。なんで入っているのかさえ
疑問です。全く出し入れがなく、買ったときのままの状態を「静かに」の一言
で表しているのです。




■ 2002年の冬。 暖冬でした。



 国道333号線のルクシ峠で、土砂崩れが発生。
 通りかかった車が、土砂に巻き込まれ、数人が亡くなっています。


 道路の復旧工事が、急ピッチで進められるなか、工事災害を防ぐための
「崖斜面監」視役として、「 土木と地質 」両方の資格を持つ人間をつける
ことになったのです。


 そこに、どういうワケか、私が呼ばれました。


 現場では、100人以上が動いて、2つの工事が平行に行われています。


○ 谷の道路を作ること。
○ 崩れそうな崖を、自然では崩れない位まで、人為的に崩してしまうこと。


 谷の道路を誰かが通るときに、安全かどうかを知らせるのが、私の役目でした。
 はじめのうちは、気張って、崖を見ていましたが、集中力が続きません。

 同じ風景を、1ヶ月も、ながめられるものではないですよ。
 崖から目をそらさないでできる、気晴らしはないものか?

 思いついたのが、川柳でした。

 2月の厳冬期です。
 窓にガラスがない、3畳ほどの掘立て小屋。石油ストーブが一つ。

 氷点下20度の世界で、じっとしていなくてはいけないのです。

 時間だけが、めちゃくちゃあります。
 時節の一つも、詠いたくなるというものです。


 宿で、川柳の本を読み。
 現場で、句を書きました。


「 ここよここ 私見てよと 赤色灯 」
「 首をぐーん つぎはなぁにと クレーン車 」

 なんだか、工事現場らしい「句」ばかりですね。



 あるとき、工事監督の一人が、掘立て小屋にやってきて、こう言いました。

監> ほら。そこさ。
五> そこって ???

監> ほら、土砂で、車が埋まったところ。
五> え・・・?


 それは、掘っ立て小屋の、すぐ下でした。


監> 若い女の人が、乗ってたそうだ。
 > 婚約が決まっていて、もうすぐ結婚だったとか。
五> そうなんですか。

監> 救出のあとでな、土砂の下からケータイの音が聞こえたそうだ。
 > 何日も、聞こえていたとかいう話だ。
五> ・・・・。


 この話を、川柳にしようと思いました。気持ちを動かされたのです。

 どういう句がいいか?
 作っては直して。また、直して。

 何日、考えていたでしょう。
 ふっと。頭に絵が浮かんだんですね。

 その、若い女性の生活とか、その後の家族の状況とか。
 私が知るはずないんですよ。当然ね。

 1句を考えるため、重ねていた想像が、自分のなかで広がったんでしょうか。


 なんか、涙がでてきましてね。


 これが、穿つことなんだと思いました。
 1語を、とことん突き詰める過程・・・というのでしょう。


 事故の出来事を、文章にすれば、数行になります。

「 冬の峠で、もうすぐ結婚する予定の女性が、土砂崩れに巻き込まれて死亡。」
「 救出の現場では、ケータイの呼び出し音が鳴っていた。 」

 この文を5・7・5に縮小し、情景を浮かばせなければいけない。
 それが「 川柳の穿つ 」です。

 川柳のテーマは自由なんです。自分が見た景色でもなんでもいい。
 そこに、何らかの風刺が入れば、なおいい。

 ただし、1語を見つける作業は、カンタンで深いです。
 自分への、問いかけ・・・問い詰めができないと、作れるものではない。

 さらに今回の事件の場合、女性の思いをかもし出さないと、作った意味がない。


 たどりついた句がこれです。



「 融雪や 祝福はばむ 土砂の声 」


 まだまだ、伝えきれてはいません。






 売れる文章は、人に伝わる言葉でないといけない。
 それには、テクニックも不可欠です。

 しかし、腹の奥から湧き上がる言葉があれば、ちいさな技術なんぞは、
吹き飛んでしまうでしょう。

「穿つ言葉」探しは、自分の心に小さな穴をあけるところから、始まります。

 
 


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   収  入      \      0 


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 ポイントを伝える言葉は、口から ヒョイ と出ることもあります。
 だから、カンタンなのに、深いんです。


 「穿つ」の説明は、ルクシ峠での出来事と合わせないと、うまく語れないの
ではと考え、今回のメルマガに書きました。

 ちょっと、肩の荷がおりた気がします。


 現在、ルクシ峠は、通行可能です。
 この前の出張で、数年ぶりに、通りました。

 私がいた時期は、冬でしたので、今の夏の景色とは、まったく違います。
 道も、広くきれいに整備され、土砂災害とは無縁に見えました。

 吹雪で、たびたび工事が中止になった、あの現場とは思えないくらい。



 これは、私が、真剣に言葉を考えるたび、思いだす出来事です。
 私の意図が、あなたに、うまく届いたか自信がありませんが。


 願わくば、販売者の意図を、購買者に伝えられれば。
 これこそが、アフィリエイターの仕事かもしれません。


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